備忘録◇スキンケアの基本・洗う編
諸事情で大好きだったBAを辞めてしまった私ですが、脳が揮発性で果てしなくアホなため、今まで学んだノウハウをメモ代わりに書いていきます🕊
こんにちは、はほりです。
私が横着なので横着な人向けになってます。
まずはスキンケアの基本についてです。
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○スキンケアとは
《洗う》《整える》《守る》
の三段階で出来ている。
肌健やかに(バリア機能を)保つために必要。
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*洗う
クレンジング、洗顔など、𓂃◌𓈒𓐍
汚れ除去を行う。
*整える
化粧水、美容液、化粧水パック、美容液パックなど。
肌悩みにダイレクトアピールを行う。
*守る
乳液、クリーム、保湿用パックなど。
《整える》の工程作業が蒸発しないように蓋をする役割。
+スペシャルケア
《洗う》ピーリング、拭き取り…
《整える》導入化粧水、部分用美容液…
《守る》日焼け止め…
なども悩みに合わせてプラスすると体感アップに繋がります。
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▹▸肌の健康地盤を固める《洗う》工程がすごく大事だと個人的には思っています!
朝起きて、顔洗うのめんどくさいな〜とか帰宅して、クレンジングめんどくさい〜って経験ないですか?
私は毎日ですし、なんなら平日の朝は洗顔パックで済ましています。
しかし、《洗う》をきちんとしないと次工程が上手く機能しません。
肌に無駄な油分や汚れがあればそれは吸収の阻害ですし、それらが肌悩みに直結するケースが多いです。
めんどくさくても、「洗わない」「洗い残しに気付きながらも放っておく」「洗わずにちょっと寝ちゃう」などだけはしないよう気をつけたいものです。(自戒)
人によってクレンジングや洗顔料が肌残りしやすい場所も違うので、ニキビができやすいかも!という部分は洗い流せたと思ってもプラス2回は水で洗い流すと◎
(例えば小鼻周りや輪郭線、首、おでこなどの生え際、こういったところが多く洗い流しし切れておらず肌トラブルに繋がってしまいます。)
※肌ストレスで一番憎むべきは【摩擦ストレス】です。
外を歩いているだけでほこりや花粉が肌を擦り、生きているだけで肌は摩擦ストレスを感じて生きています。
なので、家に帰ってきたら「お疲れ様♡」とふわふわの泡でお肌にご褒美をあげてください。(夜も枕や布団で肌は摩擦ストレスに晒されてるので寝起きも「お疲れ様♡」してあげてください。)
しかし、顔を優しく泡で洗ったとしても、さーて終わった終わったとタオルでガスガス擦ってはすべてが台無しです…。肌の叫び声が聞こえるようです。
特に、ナイロン製のタイルを顔に使用するのはお勧めしません。体などを拭くときは洗っても残ってしまった毛穴汚れを取れるとボディ用タオルにナイロン製の物は多いですが、顔に使うには粗すぎます。使わなくてはいけない時はこすらずポンポンと抑えるように拭くようにしてください…。
手ぬぐいや、お顔用のタオルがお勧めです。
◎クレンジングを選ぶコツ
*洗い流したあと、肌の突っ張り感が無いか
突っ張り感があるものは自身の肌のうるおい成分を奪っている証拠です。
洗う段階で肌ストレスを溜めています。突っ張り感は無いものを選びましょう。
*肌残り感が少ない、洗い流しやすいか
洗い残しにつながるので、オイル残り感のあるもの(何度か洗い流してもぬるぬる感がある)や、バームやクリーム、ミルク状のものでも肌残り感の少ないものを選ぶといいです。
何度も洗い流す手間が省け、肌トラブルの予防、そして横着ができます◎
*メイク落ちがいいか
上記2つばかりに気を取られるとメイク落ちが悪いものに当たったりします。
丁寧に馴染ませ使用方法を間違えなければ大抵どのクレンジングもメイクは落ちますが、横着のためにメイク馴染みがよく即座に落ちるものを探すと◎
また、落ちの悪いもの(なじむのに時間がかかる)は、肌を擦る時間が必然的に増えるので摩擦ストレスが肌に掛かります。
摩擦ストレスは老化と直結しているのでできるだけなじみが良いものを選ぶといいです。
*オイルであれば厚みのあるオイルを
厚みのあるオイル、というのは肌になじませる際にサラサラし過ぎでいないか。という点です。
あまりにもさらさらしているとオイルに厚みがなくなり、皮膚そのものを指で擦ってしまうのでその過程が再び恐怖の摩擦ストレスを引き起こしてしまいます。肌ストレスについて考えていると、摩擦から人類は逃げきれないのかと思います。
◎洗顔料を選ぶコツ
*肌悩みに合わせる
ここが1番難関なので、出来れば美容のプロの人(カウンセリングカウンターなどで)に1回見てもらって、自分の肌悩み根本を突き詰めてもらってから選ぶと失敗が少ない!かと思います。
▹▸例えば…
乾燥が悩み→しっとりのものを使いたい
と思っていたら、じつは肌のインナードライが根本理由で乾燥をしていたので、しっとりラインでも表面保湿のものを使っていては悩み解決につながらなかった!
という方がBA時代のお客様に多くいました…。
*泡立ちのいいものを
洗う段階で気にしたいのはクレンジングの欄でも口酸っぱく出てきた【摩擦ストレス】です。
なんで綺麗にしてんのにストレス溜まってんだよって感じですけど、やっぱり力入れて擦ると摩擦がありますので、できればそれを自分の気遣いだけではなく洗顔自体の力で軽減して欲しいです。
個人的には、手で全然泡立たない!と感じた洗顔フォームも洗顔ネット使うともっこもこに泡立った経験があるので洗顔ネットの使用をオススメします。
洗顔ネットという、一つ道具が増えただけで信じられないくらいだるく感じませんか。私は洗顔ネットを買ってから3か月開封をしませんでした。絶対だるいと思ったからです。
ネットを濡らして、泡たてた後は洗い流す工程もあるので、面倒くさく感じるかと思いますが、実は手で泡立てるよりも着実に速いです…。
泡立ちの速度も変わりますし、泡の質が変わるので洗う時間自体が短縮、といいますか、自分の気持ち的な部分でもさっぱりしますので慣れるとうっとうしさが嘘のようになくなります。
横着の神である私が言うので間違いはありません。
また別記事で《整える》と《守る》について書きます!
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◇topic◇皮膚のしくみについて
スキンケアやお化粧をするうえでわかっていてほしいのは皮膚の作り、そしてバリア機能です。
皮膚は、表皮、真皮、皮下組織で構成されています。
*表皮
皮膚の際表面の層で、平均0.2ミリ程度で皮膚構成している3層の中で一番薄いです。
役割としては、外的刺激から皮膚の内側を守るためのバリア機能を果たしています。
また、表皮の水分量でパッと見のみずみずしさや、肌艶に関係しています。
表皮自体は五層に分けれています。
①角層/②透明層(手のひら・足裏のみ)/③顆粒層/④有棘層(ゆうきょくそう)/⑤基底層の5つです。
日々、基底層から新しい細胞が作られ肌がだんだんと生まれ変わります。
これを《ターンオーバー》といいます。
*ターンオーバー
肌の生まれ変わり(新陳代謝・肌代謝)のこと。
一番理想の期間は28日周期だと言われていますが、この周期は年齢や環境によって左右されます。
理想のターンオーバー例:14日で角化細胞が角質細胞になる、プラス14日で角質細胞が角片となって表皮からはがれおちる。
そのため、20代を過ぎた方、平均的には40~50日ほどの人が多いかな…。と言われています。
ターン―オーバーの乱れに関わってくる外部肌ストレスとしては《乾燥》《紫外線》があげられます。
特に大きく関わってくるのは、生活習慣やライフスタイルと言われています。
なので、無理なダイエット、ストレスによって大きく乱れます。
→ターンオーバーが乱れると
剥がれ落ちるはずの角質が肌表面に留まるので、より新陳代謝が悪くなります。
すると、乾燥し表皮は砂漠化(乾燥・ごわつき)、毛穴の乱れ(開きや汚れ詰り)、小じわなどの症状に繋がることがあります。
*真皮
皮膚本体といってもいい部分です。表皮下にある老化との関係が一番強い部分です。
ハリやツヤに関わってくるコラーゲン繊維、エラスチンという繊維群でできています。
《コラーゲン》と名前の付く通り、弾力の源です。ヒアルロン酸が細胞間にあり、これが減少するとしわやたるみが引き起ります。
また、表皮にはない《毛細血管》があるため、真皮が栄養を補給して表皮に栄養を送り込む役割を持っています。
真皮に栄養が足りていないと、結果ターンオーバーの崩れに直結するということです。
体内ケア(健康的な食事やサプリメントなど)も意識すると◎です!
*皮下組織(図には乗っていないのですが…)
皮膚構造の一番下にあります。
皮膚と筋肉・骨をくっつけている部分です。クッション性があり、衝撃を与えても筋肉や骨を傷めない様にする役割があります。
また、スキンケアに関して大切な役割としては保湿作用を持っていることです!
どうでしょうか…。現役時代を思い出してあーーこんなんだったな肌の仕組み!とおもいながら書いてみました。
肌の仕組みが分かると、自分の肌トラブルにはどんなスキンケアをしたらいいのかが見えやすくなります!
基本的には自分のターンオーバーを最適化、維持を目標に。
そして肌トラブルが出ればトラブルに合った内外ケアを行うようにします。