備忘録◇整ったら守らなくちゃ編
健やかな肌を守り、維持することを、今回は《守る》と言い表すようにします。
これまでの備忘録で、《洗い》《整え》てきたと思います。
整えるの中にいた、【保湿】ですが、この工程も守るに含まれます。
肌表面に膜を張るような形で、乾燥を防ぎ、化粧水などの蒸発を防いでくれています。
これが一番単純で、よく出会うスキンケアの《守る》工程かと思います。
◇朝の《守る》
そして、この次の工程としてBA時代に薦めていたのは
【日焼け止め】です。
は?つけますけど?という方もいるかと思いますが、
日中外に出る予定もなく、家にいるときに絶対に日焼け止めって使いますか?
これまでヒアリングしてきた方の大半は使われないと答えられる方が多かったです。
結論としては室内だとしても【日焼け止め】をつけてください。
紫外線はガラスを貫通しますので、室内だからと窓際で優雅にお茶を飲んだり本を読んでいる間にじわじわと肌が老化していきます。
家にいるときはお肌お休み期間!という方も多いと思います。
しかし、日焼け止めはスキンケアのの一貫と捉えていただき、朝のスキンケアに取り入れてもらいたいです。
お出かけするときはUVカット効果のある下地だけでも良いのですが、日焼け止めを重ね付してもらうとやはり効果は高いです。
ちなみに私は完璧インドアなので、家から出ない日がハチャメチャに多いです。
肌を休ませたい…。という気持ちはMAXなので、「石鹸で落ちる」だったり「あかちゃんにも使える」と謳われている日焼け止めや、乳液と一緒になっているタイプ、オーガニック系の物を使用しています。
※それでもクレンジングを使用して夜は顔を洗うようにしています。
正直石鹸だけで全部落ちるとは思えない…と疑っているというのと、実際小鼻に残っていてどえらいニキビができて大泣きした過去があるからです。
「化粧下地をお付けください。」と言われた方も、美容カウンセリングを受けた方の中だとおられるかと思うのですが、
ブランドによっては化粧下地に美容液成分が入っていたりして肌ケアをしながらUVカットもできる!そして肌色もよくなって突然の訪問者にも適度に対応が可能…!
ということで、「日焼け止めを付けても結果クレンジングをするなら化粧下地のほうが肌にいいですよ!」とオススメする方もおられます。
私も一時期は美容液成分のしっかりはいった化粧下地をつけるようにしていた時期がありましたが、もったいない(この気持ちが美から離れるとBA時代には言われましたが…)と思って現在はドラッグストアで買える日焼け止めを使っています。
◇夜の《守る》
【日焼け止め】は朝のケアになりますが、夜は《整える》記事にも出てきた【クリーム】に替わります。
また、クリームの中でも【ナイトクリーム】と銘打っている商品はわかりやすいですね。
普通のクリームと何が違うのか一言でいうと【保湿力】です。
夜は眠る前提になってくるので、その場でじっとしていて何かに邪魔されることはないですよね。
昼間なら、スキンケアで整えた上から化粧を重ねたり、外に出れば花粉やホコリなんかが顔に擦れます。
夜も枕なんかで擦れはするんですが、基本ジッとしている。というのと、夜時間は肌の生まれ変わりの時間になってくるのでよりスキンケアが大切になってきます。
化粧水や美容液で保湿して、そのままベッドに入ってしまっては眠っている間にずんずん乾燥してミイラに近付きます。
これはもうまぎれもない事実なので受け入れてください。ミイラに近付きます。
しかし、乳液、クリームを塗ることでものによっては、8時間程度の睡眠をしても乾燥しないようにしてくれます。
特に冬なんかは外気の乾燥が激しいのでクリームを併用するとよりお肌が健やかに保てます。
乾燥の恐ろしいところは、自分で認知できるようになったころには集中ケアが必要になったりと陰で進行するところだと私は思っています。
また、脂性肌だなーと思っていたら実はインナードライ(肌内部が乾燥)しており、脂性肌用のケアではなく乾燥肌用のケアをしなくてはいけないパッと見乾燥の特徴と違う場合もあります。
肌悩みの根本に潜んでいることが多いので、《守る》工程を大切にしてほしいです!
乳液と日焼け止めはマスト!季節や時期によってナイトクリームなんかを追加して肌健康維持ができるとすばらしいです。
備忘録◇洗ったら整える編
前回の《洗う》編に引き続いて《整える》編です。
備忘録なので読みにくい点ございましたらすみません。
余談ですが、備忘録と打ち込もうとしたら美貌毒と打ち込んでしまい、美とは罪なのか…と小一時間悩んでしまいました。
《整える》の一般的な内容
〇化粧水
→肌表面から保湿し整える役目を持っています。
〇乳液
→化粧水を塗った後のみずみずしい潤った状態を保ち、
皮膚表面に蓋をする役割があります。
それだけではなく乳液自体に肌を整える成分が入っているものが多いです。
△スペシャルケア
→必要に応じて追加すべきアイテムです。
自分の全体的な肌悩み、部分的な悩みにダイレクトアタックさせるものです。
例)美容液、各種クリーム、導入・拭き取り、シートマスク等…
◇基本のスキンケアの順番
※ブランドによって前後する場合があります(特にスペシャルケア商品)。
〇表記の物は追加で使えると良いもの、〇数字表記の物は最低限使うべきものです。
〇拭き取り・導入化粧水
①化粧水(化粧水シートマスクはココ)
②美容液(美容液シートマスクはココ)
③乳液
〇クリーム・バーム
〇アイクリームなど部分用クリーム等(ブランドによって前後有) が多いです◎
覚え方としては、〘テクスチャの柔らかいものから順に使う〙です。
シャバシャバ→とろみのあるもの→クリーム状のもの
オイル系の物はブランドによって前後があるのでカウンターのあるブランドであれば一度聞いてみるのが確実だと思います…!
▹▸化粧水
表皮の保湿ケアを目的とし、肌表面からのケアを行う。
シャバシャバの液状のものが多く、透明なものが多い。
※化粧水を塗ってから乳液を塗らず放置をすると化粧水が蒸発し、より乾燥を促すことになるので、脂性肌の人も乳液などは使うようにしてください…!
これまで対応した方で脂性肌だから乳液を使っていないと話された方の多くは、皮膚の内側が乾燥しているインナードライからの過剰皮脂分泌の方が多かったです!
▹▸乳液
化粧水での保湿を肌にとどめる。(肌表面に蓋をするイメージ)
とろみがあるテクスチャが多く、不透明な液体。
▹▸美容液
肌悩みに合わせて、ダイレクトアピールのできるもの。
化粧液と乳液の間(乳液よりが多い?)のとろみのあるテクスチャのものが多い。(時々シャバシャバの物やクリームのように硬めのものもあります。)
▹▸クリーム
乳液よりもしっかりと肌表面に蓋をし、徹底的に蒸発を防ぎます。
とろみのあるしっかりしたテクスチャのものから硬いバーム状のものまで様々。
乳液の代わりに塗るものもありますし、乳液の上から塗っても◎なものも多いです。私の経験だと上から塗るのをおすすめしているブランドが多かったかな、って感じです。
脂性肌であっても冬場は是非追加して欲しいアイテムです!(冬に乾燥ケアをしっかりしておくと夏の肌が変わります。)
▹▸部分用美容液
リンクルクリーム、アイクリーム。ハリケア・集中美白クリームなど!
早めに始めれば始めるほど小じわケアがしやすい肌になるので、20代から部分用クリームの使用はオススメです。
頬の高い部分、チークやカラー物のメイクをする部分には美白クリームを塗っておくと◎。
やっぱり肌自体の色味よりも濃い部分に紫外線は集まりやすいので、美白ケアをしておくと安心です。
シワ、シミはできる前に駆逐しましょう。殺意をもってスキンケアをしてください。
忘れる前に書き留められて良かったです。
備忘録◇スキンケアの基本・洗う編
諸事情で大好きだったBAを辞めてしまった私ですが、脳が揮発性で果てしなくアホなため、今まで学んだノウハウをメモ代わりに書いていきます🕊
こんにちは、はほりです。
私が横着なので横着な人向けになってます。
まずはスキンケアの基本についてです。
==========
○スキンケアとは
《洗う》《整える》《守る》
の三段階で出来ている。
肌健やかに(バリア機能を)保つために必要。
==========
*洗う
クレンジング、洗顔など、𓂃◌𓈒𓐍
汚れ除去を行う。
*整える
化粧水、美容液、化粧水パック、美容液パックなど。
肌悩みにダイレクトアピールを行う。
*守る
乳液、クリーム、保湿用パックなど。
《整える》の工程作業が蒸発しないように蓋をする役割。
+スペシャルケア
《洗う》ピーリング、拭き取り…
《整える》導入化粧水、部分用美容液…
《守る》日焼け止め…
なども悩みに合わせてプラスすると体感アップに繋がります。
==========
▹▸肌の健康地盤を固める《洗う》工程がすごく大事だと個人的には思っています!
朝起きて、顔洗うのめんどくさいな〜とか帰宅して、クレンジングめんどくさい〜って経験ないですか?
私は毎日ですし、なんなら平日の朝は洗顔パックで済ましています。
しかし、《洗う》をきちんとしないと次工程が上手く機能しません。
肌に無駄な油分や汚れがあればそれは吸収の阻害ですし、それらが肌悩みに直結するケースが多いです。
めんどくさくても、「洗わない」「洗い残しに気付きながらも放っておく」「洗わずにちょっと寝ちゃう」などだけはしないよう気をつけたいものです。(自戒)
人によってクレンジングや洗顔料が肌残りしやすい場所も違うので、ニキビができやすいかも!という部分は洗い流せたと思ってもプラス2回は水で洗い流すと◎
(例えば小鼻周りや輪郭線、首、おでこなどの生え際、こういったところが多く洗い流しし切れておらず肌トラブルに繋がってしまいます。)
※肌ストレスで一番憎むべきは【摩擦ストレス】です。
外を歩いているだけでほこりや花粉が肌を擦り、生きているだけで肌は摩擦ストレスを感じて生きています。
なので、家に帰ってきたら「お疲れ様♡」とふわふわの泡でお肌にご褒美をあげてください。(夜も枕や布団で肌は摩擦ストレスに晒されてるので寝起きも「お疲れ様♡」してあげてください。)
しかし、顔を優しく泡で洗ったとしても、さーて終わった終わったとタオルでガスガス擦ってはすべてが台無しです…。肌の叫び声が聞こえるようです。
特に、ナイロン製のタイルを顔に使用するのはお勧めしません。体などを拭くときは洗っても残ってしまった毛穴汚れを取れるとボディ用タオルにナイロン製の物は多いですが、顔に使うには粗すぎます。使わなくてはいけない時はこすらずポンポンと抑えるように拭くようにしてください…。
手ぬぐいや、お顔用のタオルがお勧めです。
◎クレンジングを選ぶコツ
*洗い流したあと、肌の突っ張り感が無いか
突っ張り感があるものは自身の肌のうるおい成分を奪っている証拠です。
洗う段階で肌ストレスを溜めています。突っ張り感は無いものを選びましょう。
*肌残り感が少ない、洗い流しやすいか
洗い残しにつながるので、オイル残り感のあるもの(何度か洗い流してもぬるぬる感がある)や、バームやクリーム、ミルク状のものでも肌残り感の少ないものを選ぶといいです。
何度も洗い流す手間が省け、肌トラブルの予防、そして横着ができます◎
*メイク落ちがいいか
上記2つばかりに気を取られるとメイク落ちが悪いものに当たったりします。
丁寧に馴染ませ使用方法を間違えなければ大抵どのクレンジングもメイクは落ちますが、横着のためにメイク馴染みがよく即座に落ちるものを探すと◎
また、落ちの悪いもの(なじむのに時間がかかる)は、肌を擦る時間が必然的に増えるので摩擦ストレスが肌に掛かります。
摩擦ストレスは老化と直結しているのでできるだけなじみが良いものを選ぶといいです。
*オイルであれば厚みのあるオイルを
厚みのあるオイル、というのは肌になじませる際にサラサラし過ぎでいないか。という点です。
あまりにもさらさらしているとオイルに厚みがなくなり、皮膚そのものを指で擦ってしまうのでその過程が再び恐怖の摩擦ストレスを引き起こしてしまいます。肌ストレスについて考えていると、摩擦から人類は逃げきれないのかと思います。
◎洗顔料を選ぶコツ
*肌悩みに合わせる
ここが1番難関なので、出来れば美容のプロの人(カウンセリングカウンターなどで)に1回見てもらって、自分の肌悩み根本を突き詰めてもらってから選ぶと失敗が少ない!かと思います。
▹▸例えば…
乾燥が悩み→しっとりのものを使いたい
と思っていたら、じつは肌のインナードライが根本理由で乾燥をしていたので、しっとりラインでも表面保湿のものを使っていては悩み解決につながらなかった!
という方がBA時代のお客様に多くいました…。
*泡立ちのいいものを
洗う段階で気にしたいのはクレンジングの欄でも口酸っぱく出てきた【摩擦ストレス】です。
なんで綺麗にしてんのにストレス溜まってんだよって感じですけど、やっぱり力入れて擦ると摩擦がありますので、できればそれを自分の気遣いだけではなく洗顔自体の力で軽減して欲しいです。
個人的には、手で全然泡立たない!と感じた洗顔フォームも洗顔ネット使うともっこもこに泡立った経験があるので洗顔ネットの使用をオススメします。
洗顔ネットという、一つ道具が増えただけで信じられないくらいだるく感じませんか。私は洗顔ネットを買ってから3か月開封をしませんでした。絶対だるいと思ったからです。
ネットを濡らして、泡たてた後は洗い流す工程もあるので、面倒くさく感じるかと思いますが、実は手で泡立てるよりも着実に速いです…。
泡立ちの速度も変わりますし、泡の質が変わるので洗う時間自体が短縮、といいますか、自分の気持ち的な部分でもさっぱりしますので慣れるとうっとうしさが嘘のようになくなります。
横着の神である私が言うので間違いはありません。
また別記事で《整える》と《守る》について書きます!
==========
◇topic◇皮膚のしくみについて
スキンケアやお化粧をするうえでわかっていてほしいのは皮膚の作り、そしてバリア機能です。
皮膚は、表皮、真皮、皮下組織で構成されています。
*表皮
皮膚の際表面の層で、平均0.2ミリ程度で皮膚構成している3層の中で一番薄いです。
役割としては、外的刺激から皮膚の内側を守るためのバリア機能を果たしています。
また、表皮の水分量でパッと見のみずみずしさや、肌艶に関係しています。
表皮自体は五層に分けれています。
①角層/②透明層(手のひら・足裏のみ)/③顆粒層/④有棘層(ゆうきょくそう)/⑤基底層の5つです。
日々、基底層から新しい細胞が作られ肌がだんだんと生まれ変わります。
これを《ターンオーバー》といいます。
*ターンオーバー
肌の生まれ変わり(新陳代謝・肌代謝)のこと。
一番理想の期間は28日周期だと言われていますが、この周期は年齢や環境によって左右されます。
理想のターンオーバー例:14日で角化細胞が角質細胞になる、プラス14日で角質細胞が角片となって表皮からはがれおちる。
そのため、20代を過ぎた方、平均的には40~50日ほどの人が多いかな…。と言われています。
ターン―オーバーの乱れに関わってくる外部肌ストレスとしては《乾燥》《紫外線》があげられます。
特に大きく関わってくるのは、生活習慣やライフスタイルと言われています。
なので、無理なダイエット、ストレスによって大きく乱れます。
→ターンオーバーが乱れると
剥がれ落ちるはずの角質が肌表面に留まるので、より新陳代謝が悪くなります。
すると、乾燥し表皮は砂漠化(乾燥・ごわつき)、毛穴の乱れ(開きや汚れ詰り)、小じわなどの症状に繋がることがあります。
*真皮
皮膚本体といってもいい部分です。表皮下にある老化との関係が一番強い部分です。
ハリやツヤに関わってくるコラーゲン繊維、エラスチンという繊維群でできています。
《コラーゲン》と名前の付く通り、弾力の源です。ヒアルロン酸が細胞間にあり、これが減少するとしわやたるみが引き起ります。
また、表皮にはない《毛細血管》があるため、真皮が栄養を補給して表皮に栄養を送り込む役割を持っています。
真皮に栄養が足りていないと、結果ターンオーバーの崩れに直結するということです。
体内ケア(健康的な食事やサプリメントなど)も意識すると◎です!
*皮下組織(図には乗っていないのですが…)
皮膚構造の一番下にあります。
皮膚と筋肉・骨をくっつけている部分です。クッション性があり、衝撃を与えても筋肉や骨を傷めない様にする役割があります。
また、スキンケアに関して大切な役割としては保湿作用を持っていることです!
どうでしょうか…。現役時代を思い出してあーーこんなんだったな肌の仕組み!とおもいながら書いてみました。
肌の仕組みが分かると、自分の肌トラブルにはどんなスキンケアをしたらいいのかが見えやすくなります!
基本的には自分のターンオーバーを最適化、維持を目標に。
そして肌トラブルが出ればトラブルに合った内外ケアを行うようにします。
皮膚の仕組みについて◇備忘録も備忘録
◇topic◇皮膚のしくみについて
スキンケアやお化粧をするうえでわかっていてほしいのは皮膚の作り、そしてバリア機能です。
皮膚は、表皮、真皮、皮下組織で構成されています。
*表皮
皮膚の際表面の層で、平均0.2ミリ程度で皮膚構成している3層の中で一番薄いです。
役割としては、外的刺激から皮膚の内側を守るためのバリア機能を果たしています。
また、表皮の水分量でパッと見のみずみずしさや、肌艶に関係しています。
なので、表皮がどれだけ健やかか。が見た目年齢に関係してきます。
表皮内部は五層に分けれています。
①角層
②透明層(手のひら・足裏のみ)
③顆粒層
④有棘層(ゆうきょくそう)
⑤基底層
の5つです。
日々、一番深い層、基底層から新しい細胞が作られ肌がだんだんと生まれ変わります。
これを《ターンオーバー》といいます。
*ターンオーバー
肌の生まれ変わり(新陳代謝・肌代謝)のこと。
一番理想の期間は28日周期だと言われていますが、この周期は年齢や環境によって左右されます。
理想のターンオーバー例:14日で角化細胞が角質細胞になる、プラス14日で角質細胞が角片となって表皮からはがれおちる。
そのため、20代を過ぎた方は平均的には40~50日ほどの人が多い。と言われています。
ターン―オーバーの乱れに関わってくる外部肌ストレスとしては《乾燥》《紫外線》などがあげられます。
特に大きく関わってくるのは、生活習慣やライフスタイルと言われています。
なので、無理なダイエット、ストレスによって大きく乱れます。
→ターンオーバーが乱れると
剥がれ落ちるはずの角質が肌表面に留まるので、より新陳代謝が悪くなります。
すると、乾燥し表皮は砂漠化(乾燥・ごわつき)、毛穴の乱れ(開きや汚れ詰り)、小じわなどの症状に繋がることがあります。
*真皮
皮膚本体といってもいい部分です。表皮下にある老化との関係が一番強い部分です。
ハリやツヤに関わってくるコラーゲン繊維、エラスチンという繊維群でできています。
《コラーゲン》と名前の付く通り、弾力の源です。ヒアルロン酸が細胞間にあり、これが減少するとしわやたるみが引き起ります。
また、表皮にはない《毛細血管》があるため、真皮が栄養を補給して表皮に栄養を送り込む役割を持っています。
真皮に栄養が足りていないと、結果ターンオーバーの崩れに直結するということです。
体内ケア(健康的な食事やサプリメントなど)も意識すると◎です!
表皮にはもない血管が無い、という点でピーンと来た方もおられると思いますがハリケアは外側から行うよりも内側から行う方がダイレクトにアタックできるといわれています。(コラーゲンドリンクとか売っていますよね!アレです!)
外側から行うのが無駄、というわけでは一ミリもないので、是非内外ケアを一緒にしてほしいです。
*皮下組織(図には乗っていないのですが…)
皮膚構造の一番下にあります。
皮膚と筋肉・骨をくっつけている部分です。クッション性があり、衝撃を与えても筋肉や骨を傷めない様にする役割があります。
また、スキンケアに関して大切な役割としては保湿作用を持っていることです!
どうでしょうか…。現役時代を思い出してあーーこんなんだったな肌の仕組み!とおもいながら書いてみました。
肌の仕組みが分かると、自分の肌トラブルにはどんなスキンケアをしたらいいのかが見えやすくなります!
基本的には自分のターンオーバーを最適化、維持を目標に。
そして肌トラブルが出ればトラブルに合った内外ケアを行うようにします。
記憶にあるうちにこんなもん書いておかなくちゃほんとに忘却されると思ったので慌てて書きました。
名称が複雑すぎます。
パーソナルカラー診断に行ってきた話*乗れる流行には乗るそれが俺の流儀
こんにちは、ちよです。
ちよちゃんと呼んでください。
早速ですが最近人気のパーソナルカラー。
皆さん自分はどのタイプのパーソナルカラーだと思いますか。
先日、パーソナルカラー診断に行ってまいりました。
なぜなら流行っているからです。私もしりた~い!と思って安易に行きました。
私はずっと自分のことを、《イエローベースのスプリングタイプ》だと思っていました。
しかし、実際に診断に行った結果…。
《ブルーベースのウィンタータイプ》
真逆、と言っていいほど違うタイプでした。
どこで、このズレが生じていたのか、自分なりに考えると。
「自分の肌色味を診断されると思っていた。」という根本的な勘違いがありました。
「パーソナルカラーというのは、自分の肌に似合う色のことで、自分の肌色診断ではない。」
…ということです(常識なのかもしれないけどどういうわけか勘違いしていました…。)
日本人はみんなもともと黄色人種なので、どれだけ色が白くてもみんなイエローベースの肌色です。
なので、自己診断をすると「私ってイエベだ!」と勘違いする人が多いのだそうです。
「アナタの肌は黄色みがあって明るいからイエベ春ですね!」
と、診断されるわけではなく、顔下にイエローベースの色、ブルーベースの色味をそれぞれ置いたときに、どれだけ自分の肌がきれいに見えるか。で、カラー診断がされるということでした。
私の場合、イエローベースの色味を顔下に置くと、
・瞳のコントラストがぼやけて老けたイメージに
・顔に黄みが映り黄ばんだような肌に見えるので老け顔に
・輪郭自体もぼやけて見えて顔が大きく見える
・小鼻周りが小汚く見える
など、恐ろしい変化がありました。
いわば、肌自身明るく薄い黄みがあるのでオータム系のこっくりした黄みの強い色味を顔近くに置くと顔面がすごく濃い色に見えてしまう印象でした。
反対に、ブルーベースの色味を顔下に置いたときには、
・黒目と白目がはっきりみえる(コントラストがかかる)
・顔全体にハイライトを乗せたような艶が出る
・目鼻立ちがくっきりと見え、小顔に見える
・黒目にハイライトが入るためぱっちりとした瞳の印象になる
等の変化がありました。
「化粧下地なんかでもブルーやラベンダーを塗れば肌が明るくなるし、当たり前の結果なんじゃないか。」と、性格の悪い私は疑ったのですが、
オータムタイプの人が顔下にブルーベースの色味を置くと、顔に色が反射した際に青グマがはっきり見えたりして老けてみえるそうです。
今回、コロナ渦だったので一人で診断に行きましたが、自分とは肌の色味の違う友人や家族と一緒に行くと違いが見れてわかりやすいんじゃないかな、と思いました。
今回、《ウィンタータイプ》と診断された私ですが、一緒に《セカンドタイプはサマー》と診断をされました。
セカンドタイプを説明するために、それぞれのシーズンカラーには関係性があることを説明します。
春と秋 → イエローベースで暖かい色味
春と夏 → 明るい色味(明度高い)
春と冬 → 鮮やか(鮮度高くビビット)
夏と秋 → くすみ系(鮮度低い色味)
夏と冬 → ブルーベースで冷たい色味
秋と冬 → 暗く濃い色味(明度低い)
と言った感じで、それぞれが共通点を持っています。
セカンドタイプ、というのはそれぞれの共通点(似合いやすい色調)を意識して選ぶと似合う色が見つかる。というものです。
1stスプリング/2ndオータムであれば黄みを含んだ色合いが得意な人、ということです。
スプリング系のカラーが一番ばちっと明るく、自分を活かしてくれる色合いですが、オータム系のカラーも老けて見えたり自分を殺すことなく着れる得意色ということです。
なので、カラー診断を一言でいっても、結果は全部で1stと2nd合わせて《12通り》になります。
私この数を聞いたとき引いてしまいました。
思ったよりも複雑なんだなって。(調べていくと16通りのものもあるようです。本当に複雑なんですね…。)
スプリング(春)
1st 春 x 2nd 夏(ライトスプリング)
1st 春 x 2nd 秋(ウォームスプリング)
1st 春 x 2nd 冬(クリアスプリング)
サマー(夏)
1st 夏 x 2nd 春(ライトサマー)
1st 夏 x 2nd 秋(ソフトサマー)
1st 夏 x 2nd 冬(クールサマー)
オータム(秋)
1st 秋 x 2nd 春(ウォームオータム)
1st 秋 x 2nd 夏(ソフトオータム)
1st 秋 x 2nd 冬(ディープオータム)
ウィンター(冬)
1st 冬 x 2nd 春(クリアウィンター)
1st 冬 x 2nd 夏(クールウィンター)
1st 冬 x 2nd 秋(ディープウィンター)
ざっと並べると、こんな感じでそれぞれに名称があります。
私の場合は《1st 冬 x 2nd 夏(クールウィンター)》でした。イエローベースの色味が苦手、ウィンターだけど淡いブルーベースのピンクやラベンダー色も得意ということでした。
これまで自分をスプリングと思い集めたスプリングカラーの服や化粧品がどうなるかというと、全て無駄になることはありません。
私の場合、明るい色味自体は苦手でないようで、春色で少し輪郭はぼやけたものの老けて見えたり目が小さく見えることはありませんでした。
顔の近くに持ってくるには避けるか(スカートやバッグなどの小物で利用)、範囲を小さくする(トップスであっても得意色のアウター等で範囲を削る、アクセサリーで視線をずらす)のをおすすめされました。
正直、私自身色を合わせてもらったときにサマーとスプリングに大きな違いが無かったです。
スプリングがちょっと肌に黄みがでて少しぼやけました。それを黄ばんでいると取るかどうか、と言った感じでした…(正直あまり違いが判らなかった。)。
サマーの色を顔下におくと、輪郭は多少ぼやけるけど肌の色味がきれいになる印象が出たのでセカンドはサマーでいいでしょうとの診断でした。
似合うと診断された色は
・ロイヤルブルー
・ロイヤルパープル
・漆黒
・スノーホワイト
・青緑
など、ぱきっとした色でした。これはウィンターの傾向で、この色味を顔下に置いて艶がでるとウィンターと診断されやすいみたいです。
正直マジで着ない色なので引いてしまいました。
けど、小さい頃に青緑や真っ黒の服を似合う似合うと両親やお店の人に着せられていたのを思い出しました。
私自身は「てやんでえ!ピンクを持ってこい!」と思っていたのですが、周りの言うことは聞いた方がいいですね。
そして、姉はいまだに「スプリングじゃないの?」と言ってくるので、スプリングの色合いも全く似合わないわけではないと思っています。
長年自分と一緒にいた人の意見は大切だと思いますし、今回の診断で「じゃあイエローベースの服を全部捨てます!」と言わず、上手に使っていきたいと思っています。
また、買い物でも参考にはしたいと思いますが好きな色と相反するものを無理して「診断士さんが似合うと言ったから…」と生霊にとりつかれたようにはなりたくないので合わせ方を考えうまく利用していきたいと思います!
参考サイトさん