皮膚の仕組みについて◇備忘録も備忘録
◇topic◇皮膚のしくみについて
スキンケアやお化粧をするうえでわかっていてほしいのは皮膚の作り、そしてバリア機能です。
皮膚は、表皮、真皮、皮下組織で構成されています。
*表皮
皮膚の際表面の層で、平均0.2ミリ程度で皮膚構成している3層の中で一番薄いです。
役割としては、外的刺激から皮膚の内側を守るためのバリア機能を果たしています。
また、表皮の水分量でパッと見のみずみずしさや、肌艶に関係しています。
なので、表皮がどれだけ健やかか。が見た目年齢に関係してきます。
表皮内部は五層に分けれています。
①角層
②透明層(手のひら・足裏のみ)
③顆粒層
④有棘層(ゆうきょくそう)
⑤基底層
の5つです。
日々、一番深い層、基底層から新しい細胞が作られ肌がだんだんと生まれ変わります。
これを《ターンオーバー》といいます。
*ターンオーバー
肌の生まれ変わり(新陳代謝・肌代謝)のこと。
一番理想の期間は28日周期だと言われていますが、この周期は年齢や環境によって左右されます。
理想のターンオーバー例:14日で角化細胞が角質細胞になる、プラス14日で角質細胞が角片となって表皮からはがれおちる。
そのため、20代を過ぎた方は平均的には40~50日ほどの人が多い。と言われています。
ターン―オーバーの乱れに関わってくる外部肌ストレスとしては《乾燥》《紫外線》などがあげられます。
特に大きく関わってくるのは、生活習慣やライフスタイルと言われています。
なので、無理なダイエット、ストレスによって大きく乱れます。
→ターンオーバーが乱れると
剥がれ落ちるはずの角質が肌表面に留まるので、より新陳代謝が悪くなります。
すると、乾燥し表皮は砂漠化(乾燥・ごわつき)、毛穴の乱れ(開きや汚れ詰り)、小じわなどの症状に繋がることがあります。
*真皮
皮膚本体といってもいい部分です。表皮下にある老化との関係が一番強い部分です。
ハリやツヤに関わってくるコラーゲン繊維、エラスチンという繊維群でできています。
《コラーゲン》と名前の付く通り、弾力の源です。ヒアルロン酸が細胞間にあり、これが減少するとしわやたるみが引き起ります。
また、表皮にはない《毛細血管》があるため、真皮が栄養を補給して表皮に栄養を送り込む役割を持っています。
真皮に栄養が足りていないと、結果ターンオーバーの崩れに直結するということです。
体内ケア(健康的な食事やサプリメントなど)も意識すると◎です!
表皮にはもない血管が無い、という点でピーンと来た方もおられると思いますがハリケアは外側から行うよりも内側から行う方がダイレクトにアタックできるといわれています。(コラーゲンドリンクとか売っていますよね!アレです!)
外側から行うのが無駄、というわけでは一ミリもないので、是非内外ケアを一緒にしてほしいです。
*皮下組織(図には乗っていないのですが…)
皮膚構造の一番下にあります。
皮膚と筋肉・骨をくっつけている部分です。クッション性があり、衝撃を与えても筋肉や骨を傷めない様にする役割があります。
また、スキンケアに関して大切な役割としては保湿作用を持っていることです!
どうでしょうか…。現役時代を思い出してあーーこんなんだったな肌の仕組み!とおもいながら書いてみました。
肌の仕組みが分かると、自分の肌トラブルにはどんなスキンケアをしたらいいのかが見えやすくなります!
基本的には自分のターンオーバーを最適化、維持を目標に。
そして肌トラブルが出ればトラブルに合った内外ケアを行うようにします。
記憶にあるうちにこんなもん書いておかなくちゃほんとに忘却されると思ったので慌てて書きました。
名称が複雑すぎます。